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H27保安管理技術-問8

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、自動制御機器について正しいものはどれか。

イ.一般に、膨張弁から蒸発器出口にいたるまでの圧力降下が大きい場合には、外部均圧形温度自動膨張弁を使用する。

ロ.小容量の冷凍装置には、キャピラリチューブが用いられている。キャピラリチューブは、冷媒の流動抵抗による圧力降下を利用して冷媒の絞り膨張を行うとともに、冷媒の流量を制御し、蒸発器出口冷媒の過熱度の制御を行う。

ハ.冷却水調整弁は制水弁、節水弁とも呼ばれ、水冷凝縮器の負荷が変化したときに凝縮圧力を一定に保持できるように作動し、冷却水量を調節する。

ニ.断水リレーは、冷却水ポンプを停止させることによって装置を保護する安全スイッチであり、水冷凝縮器や水冷却器で断水または循環水量が低下したときに作動する。

1:イ、ロ

2:イ、ハ

3:ロ、ハ

4:ロ、ニ

5:ハ、ニ

答:2

イ.正しい。一般に、膨張弁から蒸発器出口にいたるまでの圧力降下が大きい場合には、外部均圧形温度自動膨張弁を使用する。

ロ.誤り。小容量の冷凍装置には、キャピラリチューブが用いられている。キャピラリチューブは、冷媒の流動抵抗による圧力降下を利用して冷媒の絞り膨張を行うが、冷媒の流量を制御することはできず、蒸発器出口冷媒の過熱度の制御を行うことはできない。

ハ.正しい。冷却水調整弁は制水弁、節水弁とも呼ばれ、水冷凝縮器の負荷が変化したときに凝縮圧力を一定に保持できるように作動し、冷却水量を調節する。

ニ.誤り。断水リレーは、断水または循環水量が減少したときに電気回路を遮断して、圧縮機を停止させたり、警報を出したりして装置を保護する安全スイッチであり、水冷凝縮器や水冷却器で断水または循環水量が低下したときに作動する。

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