次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、圧縮機について正しいものはどれか。
イ.圧縮機は冷媒蒸気の圧縮の方法により、往復式と遠心式に大別される。
ロ.多気筒の往復圧縮機では、吸込み弁を閉じて作動気筒数を減らすことにより、容量を段階的に変えることができる。
ハ.圧縮機からの油上がりが多くなると、圧縮機内部の潤滑状態が良好となる。
ニ.圧縮機の停止中に、冷媒が油に多量に溶け込んだ状態で圧縮機を始動すると、オイルフォーミングが発生することがある。
1:ニ
2:イ、ロ
3:イ、ニ
4:ロ、ハ
5:ハ、ニ
答:1
イ.誤り。圧縮機は冷媒蒸気の圧縮の方法により、容積式と遠心式に大別される。
ロ.誤り。多気筒の往復圧縮機では、容量制御装置(アンローダ)がたいてい取り付けてあり、吸込み弁を開放して作動気筒数を減らすことにより、容量を段階的に変えることができる。
ハ.誤り。圧縮機からの油上がりが多くなると、圧縮機内部の潤滑状態が悪化する。
ニ.正しい。圧縮機の停止中に、冷媒が油に多量に溶け込んだ状態で圧縮機を始動すると、オイルフォーミングが発生することがある。
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