次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、安全装置などについて正しいものはどれか。
イ.冷凍装置の安全弁の作動圧力は、吹始め圧力ではなく、吹出し圧力のことである。
ロ.安全弁に要求される最少口径を求める式は、圧縮機用と圧力容器用とでは異なる。
ハ.圧力容器に取り付ける安全弁の最小口径は、同じ大きさの圧力容器であっても高圧部と低圧部によって異なり、多くの冷媒では高圧部のほうが大きい。
ニ.冷媒設備の冷媒ガスが室内に漏えいしたときに、その濃度において人間が失神や重大な障害を受けることなく緊急の処置をとったうえで、自らも避難できる程度の濃度を基準とした限界濃度が規定されている。
1:イ、ロ
2:イ、ニ
3:ロ、ハ
4:ロ、ニ
5:ハ、ニ
答:4
イ.誤り。冷凍装置の安全弁の作動圧力とは、吹始め圧力と吹出し圧力のことである。
ロ.正しい。安全弁に要求される最少口径を求める式は、圧縮機用と圧力容器用とでは異なる。
ハ.誤り。圧力容器に取り付ける安全弁の最小口径は、同じ大きさの圧力容器であっても高圧部と低圧部によって異なり、多くの冷媒では低圧部のほうが大きい。
ニ.正しい。冷媒設備の冷媒ガスが室内に漏えいしたときに、その濃度において人間が失神や重大な障害を受けることなく緊急の処置をとったうえで、自らも避難できる程度の濃度を基準とした限界濃度が規定されている。
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