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H21保安管理技術-問10

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、配管について正しいものはどれか。

イ.圧縮機吸込み管の管径は、冷媒蒸気中に混在している油を、最小負荷時にも圧縮機に戻せるような蒸気速度が保持でき、かつ、過大な圧力降下が生じない程度の蒸気速度を上限として決定する。

ロ.横走り吸込み配管にUトラップがあると、軽負荷運転時や停止時に油や冷媒液が溜まり、圧縮機の再始動時に液圧縮の危険がある。

ハ.冷媒液配管内にフラッシュガスが発生すると、配管内の流れの抵抗が小さくなる。

ニ.配管用炭素鋼鋼管(配管用炭素鋼管)(SGP)は、設計圧力が1.6MPaのフルオロカーボン冷媒配管に使用できる。

1:イ、ロ

2:イ、ニ

3:ロ、ハ

4:ロ、ニ

5:ハ、ニ

答:1

イ.正しい。圧縮機吸込み管の管径は、冷媒蒸気中に混在している油を、最小負荷時にも圧縮機に戻せるような蒸気速度が保持でき、かつ、過大な圧力降下が生じない程度の蒸気速度を上限として決定する。

ロ.正しい。横走り吸込み配管にUトラップがあると、軽負荷運転時や停止時に油や冷媒液が溜まり、圧縮機の再始動時に液圧縮の危険がある。

ハ.誤り。冷媒液配管内にフラッシュガスが発生すると、配管内の流れの抵抗が大きくなる。

ニ.誤り。配管用炭素鋼鋼管(配管用炭素鋼管)(SGP)は、毒性を持つ冷媒、設計圧力が1MPaを超える耐圧部分、温度が100℃を超える耐圧部分には使用できない。

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