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R3後期-問23

体温調節に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:寒冷な環境においては、皮膚の血管が収縮して血流量が減って、熱の放散が減少する。

2:暑熱な環境においては、内臓の血流量が増加し体内の代謝活動が亢進することにより、人体からの熱の放散が促進される。

3:体温調節にみられるように、外部環境などが変化しても身体内部の状態を一定に保とうとする性質を恒常性(ホメオスタシス)という。

4:計算上、100gの水分が体重70kgの人の体表面から蒸発すると、気化熱が奪われ、体温が約1℃下がる。

5:熱の放散は、ふく射(放射)、伝導、蒸発などの物理的な過程で行われ、蒸発には、発汗と不感蒸泄によるものがある。

答:2

1:正しい。寒冷な環境においては、皮膚の血管が収縮して血流量が減って、熱の放散が減少する。

2:誤り。暑熱な環境においては、皮膚の血流量が増加し、体内の代謝活動が抑制されることにより、人体からの放熱が促進される。

3:正しい。体温調節にみられるように、外部環境などが変化しても身体内部の状態を一定に保とうとする性質を恒常性(ホメオスタシス)という。

4:正しい。計算上、100gの水分が体重70kgの人の体表面から蒸発すると、気化熱が奪われ、体温が約1℃下がる。

5:正しい。熱の放散は、ふく射(放射)、伝導、蒸発などの物理的な過程で行われ、蒸発には、発汗と不感蒸泄によるものがある。

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