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R2前期-問9

労働基準法における労働時間等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
ただし、労使協定とは、「労働者の過半数で組織する労働組合(その労働組合がない場合は労働者の過半数を代表する者)と使用者との書面による協定」をいうものとする。

1:1日8時間を超えて労働させることができるのは、時間外労働の労使協定を締結し、これを所轄労働基準監督署長に届け出た場合に限られている。

2:労働時間に関する規定の適用については、事業場を異にする場合は労働時間を通算しない。

3:所定労働時間が7時間30分である事業場において、延長する労働時間が1時間であるときは、少なくとも45分の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。

4:監視又は断続的労働に従事する労働者であって、所轄労働基準監督署長の許可を受けたものについては、労働時間、休憩及び休日に関する規定は適用されない。

5:フレックスタイム制の清算期間は、6か月以内の期間に限られる。

答:4

1:誤り。時間外労働の労使協定を締結していなくても、災害など臨時の必要がある場合や変形労働時間制を採用している場合などには、1日について8時間を超えて労働させることができる。

2:誤り。労働時間に関する規定の適用については、事業場を異にする場合は労働時間を通算する。

3:誤り。労働時間が8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。

4:正しい。監視又は断続的労働に従事する労働者であって、所轄労働基準監督署長の許可を受けたものについては、労働時間、休憩及び休日に関する規定は適用されない。

5:誤り。フレックスタイム制の清算期間は、1か月以内の期間に限られる。
※法改正 「1か月以内」から「3か月以内」に延長された。

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