衛生管理者の選任について、法令上、定められているものは次のうちどれか。
ただし、衛生管理者の選任の特例はないものとする。
1:衛生管理者は、選任すべき事由が発生してから30日以内に選任しなければならない。
2:常時使用する労働者数が60人の旅館業の事業場では、第二種衛生管理者免許を有する者のうちから衛生管理者を選任することができる。
3:常時使用する労働者数が1,000人を超え2,000人以下の事業場では、少なくとも3人の衛生管理者を選任しなければならない。
4:常時使用する労働者数が3,000人を超える事業場では、6人の衛生管理者のうち2人まで、事業場に専属でない労働衛生コンサルタントのうちから選任することができる。
5:常時使用する労働者数が2,000人以上の事業場では、専任の衛生管理者を2人以上選任しなければならない。
答:2
1:誤り。衛生管理者は、選任すべき事由が発生してから14日以内に選任しなければならない。
2:正しい。常時使用する労働者数が60人の旅館業の事業場では、第二種衛生管理者免許を有する者のうちから衛生管理者を選任することができる。
3:誤り。常時使用する労働者数が1,000人を超え2,000人以下の事業場では、少なくとも4人の衛生管理者を選任しなければならない。
4:誤り。2人以上の衛生管理者を選任する場合において、当該衛生管理者の中に労働衛生コンサルタントがいるときは、当該者のうち1人については、事業場に専属でない労働衛生コンサルタントのうちから選任することができる。
5:誤り。常時使用する労働者数が1,000人以上の事業場では、衛生管理者のうち1人を専任の衛生管理者としなければならない。