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H29後期-問23

心臓の働きと血液の循環に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:肺循環は、右心室から肺静脈を経て肺の毛細血管に入り、肺動脈を通って左心房に戻る血液の循環である。

2:心臓は、自律神経の中枢で発生した刺激が刺激伝導系を介して心筋に伝わることにより、規則正しく収縮と拡張を繰り返す。

3:心臓から抽出された血液を送る血管を動脈といい、心臓に戻る血液を送る血管を静脈という。

4:大動脈や肺動脈には、動脈血が流れる。

5:血圧は、血液が血管の側面を押し広げる力であり、高血圧の状態が続くと、血管壁の厚さは減少していく。

答:3

1:誤り。肺循環は、右心室から肺動脈を経て肺の毛細血管に入り、肺静脈を通って左心房に戻る血液の循環である。

2:誤り。心臓の中にある洞結節(洞房結節)で発生した刺激が、刺激伝導系を介して心筋に伝わることにより、心臓は規則正しく収縮と拡張を繰り返す。

3:正しい。心臓から抽出された血液を送る血管を動脈といい、心臓に戻る血液を送る血管を静脈という。

4:誤り。大動脈には動脈血が流れるが、肺動脈には静脈血が流れる。

5:誤り。血圧は、血液が血管の側面を押し広げる力であり、高血圧の状態が続くと、血管壁の厚さは増加していく。

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