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H26後期-問17

出血及び止血法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:体内の全血液量の3分の1程度が急激に失われると、出血によるショックを経て生命に危険が及ぶ。

2:直接圧迫法は、出血部を直接圧迫する方法であって、最も簡単で効果的な方法である。

3:間接圧迫法は、出血部より心臓に近い部位の動脈を圧迫する方法である。

4:動脈性出血は、鮮紅色を呈する拍動性の出血で、出血量が多いため、早急に、細いゴム紐などを利用した止血帯を用いて止血する。

5:止血処置を行うときは、感染防止のため、ビニール手袋を着用したりビニール袋を活用したりして、血液に直接触れないようにする。

答:4

1:正しい。体内の全血液量の3分の1程度が急激に失われると、出血によるショックを経て生命に危険が及ぶ。

2:正しい。直接圧迫法は、出血部を直接圧迫する方法であって、最も簡単で効果的な方法である。

3:正しい。間接圧迫法は、出血部より心臓に近い部位の動脈を圧迫する方法である。

4:誤り。動脈性出血は、鮮紅色を呈する拍動性の出血で、出血量が多いため早急に止血する。止血部位の組織損傷を避けるため、止血帯に細いものを用いることは避けなければならない。

5:正しい。止血処置を行うときは、感染防止のため、ビニール手袋を着用したりビニール袋を活用したりして、血液に直接触れないようにする。

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