蛋白質並びにその分解、吸収及び代謝に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:蛋白質は、約20種類のアミノ酸が結合してできており、内臓、筋肉、皮膚など人体の臓器等を構成する主成分である。
2:蛋白質は、膵臓から分泌される消化酵素である膵リパーゼなどによりアミノ酸に分解され、小腸から吸収される。
3:血液循環に入ったアミノ酸は、体内の各組織において蛋白質に合成される。
4:肝臓では、アミノ酸から多くの血漿蛋白質が合成される。
5:飢餓時には、肝臓などでアミノ酸などからブドウ糖を生成する糖新生が行われる。
答:2
1:正しい。蛋白質は、約20種類のアミノ酸が結合してできており、内臓、筋肉、皮膚など人体の臓器等を構成する主成分である。
2:誤り。蛋白質は、膵臓から分泌される消化酵素であるトリプシンなどによりアミノ酸に分解され、小腸から吸収される。
3:正しい。血液循環に入ったアミノ酸は、体内の各組織において蛋白質に合成される。
4:正しい。肝臓では、アミノ酸から多くの血漿蛋白質が合成される。
5:正しい。飢餓時には、肝臓などでアミノ酸などからブドウ糖を生成する糖新生が行われる。