火傷の救急処置等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1:火傷が体表面の面積の5%に達すると非常に危険な状態であるといわれている。
2:火傷部には、できるだけ早く軟膏や油類を塗り、空気を遮断する。
3:火傷の分類では、Ⅰ度が最も重症で、皮膚は白っぽくなったり、ただれてくる。
4:水疱ができる程度の火傷は、Ⅱ度に分類される。
5:生じた水疱は、破って十分消毒した後、ガーゼを当てる。
答:4
1:誤り。火傷が体表面の面積の20%に達すると非常に危険な状態であるといわれている。
2:誤り。火傷部は、できるだけ早く、流水で十分に冷やす。
3:誤り。火傷の分類では、Ⅰ度が最も軽症である。
4:正しい。水疱ができる程度の火傷は、Ⅱ度に分類される。
5:誤り。生じた水疱は、できるだけ破かないようにする。