心臓の働きと血液の循環に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:心臓の血液拍出量は、普通1回60~80ミリリットル程度である。
2:体循環は、左心室から大動脈に入り、毛細血管を経て静脈血となり右心房に戻ってくる血液の循環である。
3:肺循環は、右心室から肺静脈を経て肺の毛細血管に入り、肺動脈を通って左心房に入る血液の循環である。
4:体循環の動脈系により、酸素、栄養物、ホルモン、ビタミンなどが生体の諸器官・臓器に供給される。
5:心臓自体は、冠状動脈によって酸素や栄養物の供給を受けている。
答:3
1:正しい。心臓の血液拍出量は、普通1回60~80ミリリットル程度である。
2:正しい。体循環は、左心室から大動脈に入り、毛細血管を経て静脈血となり右心房に戻ってくる血液の循環である。
3:誤り。肺循環は、右心室から肺動脈を経て肺の毛細血管に入り、肺静脈を通って左心房に入る血液の循環である。
4:正しい。体循環の動脈系により、酸素、栄養物、ホルモン、ビタミンなどが生体の諸器官・臓器に供給される。
5:正しい。心臓自体は、冠状動脈によって酸素や栄養物の供給を受けている。