Home > ボイラーの構造(1~10) > H29後期-問4

H29後期-問4

ボイラーに使用する計測器について、誤っているものは次のうちどれか。

1:ブルドン管圧力計は、断面が偏平な管を円弧状に曲げたブルドン管に圧力が加わると、圧力の大きさに応じて円弧が広がることを利用している。

2:差圧式流量計は、流体が流れている管の中に絞りを挿入すると、入口と出口との間に流量の二乗に比例する圧力差が生じることを利用している。

3:面積式流量計は、だ円形のケーシングの中でだ円形歯車を2個組み合わせて回転させると、流量が歯車の回転数に比例することを利用している。

4:二色水面計は、光線の屈折率の差を利用したもので、蒸気部は赤色に、水部は緑色に見える。

5:U字管式通風計は、計測する場所の空気又はガスの圧力と大気圧との差圧を水柱で示す。

答:3

1:正しい。ブルドン管圧力計は、断面が偏平な管を円弧状に曲げたブルドン管に圧力が加わると、圧力の大きさに応じて円弧が広がることを利用している。

2:正しい。差圧式流量計は、流体が流れている管の中に絞りを挿入すると、入口と出口との間に流量の二乗に比例する圧力差が生じることを利用している。

3:誤り。容積式流量計は、だ円形のケーシングの中でだ円形歯車を2個組み合わせて回転させると、流量が歯車の回転数に比例することを利用している。面積式流量計は、垂直に置かれたテーパ管内のフロートが流量の変化に応じて上下に移動し、テーパ管とフロートの間の環状面積が流量に比例することを利用している。

4:正しい。二色水面計は、光線の屈折率の差を利用したもので、蒸気部は赤色に、水部は緑色に見える。

5:正しい。U字管式通風計は、計測する場所の空気又はガスの圧力と大気圧との差圧を水柱で示す。

スポンサーリンク

Home > ボイラーの構造(1~10) > H29後期-問4

Page Top

© 2011-2022 過去問.com