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R4後期-問5

ボイラー各部の構造及び強さについて、誤っているものは次のうちどれか。

1:皿形鏡板は、球面殻、環状殻及び円筒殻から成っている。

2:胴と鏡板の厚さが同じ場合、圧力によって生じる応力について、胴の周継手は長手継手より2倍強い。

3:皿形鏡板に生じる応力は、すみの丸みの部分において最も大きい。この応力は、すみの丸みの半径が大きいほど大きくなる。

4:平鏡板の大径のものや高い圧力を受けるものは、内部の圧力によって生じる曲げ応力に対して、強度を確保するためステーによって補強する。

5:管板には、煙管のころ広げに要する厚さを確保するため、一般に平管板が用いられる。

答:3

1:正しい。皿形鏡板は、球面殻、環状殻及び円筒殻から成っている。

2:正しい。胴と鏡板の厚さが同じ場合、圧力によって生じる応力について、胴の周継手は長手継手より2倍強い。

3:誤り。皿形鏡板に生じる応力は、すみの丸みの部分において最も大きい。この応力は、すみの丸みの半径が小さいほど大きくなる。

4:正しい。平鏡板の大径のものや高い圧力を受けるものは、内部の圧力によって生じる曲げ応力に対して、強度を確保するためステーによって補強する。

5:正しい。管板には、煙管のころ広げに要する厚さを確保するため、一般に平管板が用いられる。

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