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H30前期-問14

ボイラーにおけるキャリオーバの害として、誤っているものは次のうちどれか。

1:蒸気の純度を低下させる。

2:ボイラー水全体が著しく揺動し、水面計の水位が確認しにくくなる。

3:自動制御関係の検出端の開口部若しくは連絡配管の閉塞又は機能の障害を起こす。

4:水位制御装置が、ボイラー水位が下がったものと認識し、ボイラー水位を上げて高水位になる。

5:ボイラー水が過熱器に入り、蒸気温度が低下したり、過熱器の汚損や破損を起こす。

答:4

1:正しい。キャリオーバは、蒸気の純度を低下させる。

2:正しい。キャリオーバが発生すると、ボイラー水全体が著しく揺動し、水面計の水位が確認しにくくなる。

3:正しい。キャリオーバは、自動制御関係の検出端の開口部若しくは連絡配管の閉塞又は機能の障害を起こす。

4:誤り。キャリオーバが急激に発生すると、水位制御装置はボイラー水位が上がったものと認識し、ボイラー内の水位を下げ低水位になる。

5:正しい。キャリオーバによりボイラー水が過熱器に入ると、蒸気温度が低下したり、過熱器の汚損や破損を起こす。

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