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H27後期-問28

ボイラーの油バーナについて、誤っているものは次のうちどれか。

1:圧力噴霧式バーナは、油に高圧力を加え、これをノズルチップから炉内に噴出させて微粒化するものである。

2:戻り油式圧力噴霧バーナは、単純な圧力噴霧式バーナに比べバーナ負荷調整範囲が広い。

3:高圧蒸気噴霧式バーナは、比較的高圧の蒸気を霧化媒体として油を微粒化するもので、バーナ負荷調整範囲が広い。

4:回転式バーナは、カップの内面で油膜を形成し、空気用ノズルからの空気を高速回転させ油を微粒化するものである。

5:ガンタイプバーナは、ファンと圧力噴霧式バーナを組み合わせたもので、燃焼量の調整範囲が狭い。

答:4

1:正しい。圧力噴霧式バーナは、油に高圧力を加え、これをノズルチップから炉内に噴出させて微粒化するものである。

2:正しい。戻り油式圧力噴霧バーナは、単純な圧力噴霧式バーナに比べバーナ負荷調整範囲が広い。

3:正しい。高圧蒸気噴霧式バーナは、比較的高圧の蒸気を霧化媒体として油を微粒化するもので、バーナ負荷調整範囲が広い。

4:誤り。回転式バーナは、回転軸に取り付けられたカップの内面で油膜を形成し、遠心力により油を微粒化すものである。

5:正しい。ガンタイプバーナは、ファンと圧力噴霧式バーナを組み合わせたもので、燃焼量の調整範囲が狭い。

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