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H25後期-問20

ボイラー水中の不純物について、誤っているものは次のうちどれか。

1:溶存気体のO2は、鋼材の腐食の原因となる。

2:溶存気体中のCO2は、鋼材にアルカリ腐食を発生させる。

3:全蒸発残留物は、ボイラー内で濃縮し、スケールやスラッジとなり腐食や伝熱管の過熱の原因となる。

4:全蒸発残留物の量は、水中の溶解性蒸発残留物と懸濁物の合計量である。

5:懸濁物には、リン酸カルシウムなどの不溶物質、微細なじんあい、エマルジョン化された鉱物油などがある。

答:2

1:正しい。溶存気体のO2は、鋼材の腐食の原因となる。

2:誤り。アルカリ腐食は、高温のボイラー水中で濃縮した水酸化ナトリウムと鉄が反応して生じる。

3:正しい。全蒸発残留物は、ボイラー内で濃縮し、スケールやスラッジとなり腐食や伝熱管の過熱の原因となる。

4:正しい。全蒸発残留物の量は、水中の溶解性蒸発残留物と懸濁物の合計量である。

5:正しい。懸濁物には、リン酸カルシウムなどの不溶物質、微細なじんあい、エマルジョン化された鉱物油などがある。

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