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H25前期-問11

ボイラーのばね安全弁又は逃がし弁の調整及び試験について、誤っているものは次のうちどれか。

1:ボイラーの圧力をゆっくり上昇させて安全弁を作動させ、安全弁の吹出し圧力及び吹止まり圧力を確認する。

2:エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より低い圧力に調整する。

3:最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合、各ボイラーの安全弁は、最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に調整する。

4:ボイラーに安全弁が2個設けられている場合は、1個の安全弁を最高使用圧力以下で作動するように調整し、他の安全弁を最高使用圧力の3%増し以下で作動するように調整する。

5:安全弁の吹出し圧力が設定圧力よりも低い場合は、いったんボイラーの圧力を設定圧力の80%程度まで下げ、調整ボルトを締めて再度試験する。

答:2

1:正しい。ボイラーの圧力をゆっくり上昇させて安全弁を作動させ、安全弁の吹出し圧力及び吹止まり圧力を確認する。

2:誤り。エコノマイザの逃がし弁(安全弁)は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力に調整する。

3:正しい。最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合、各ボイラーの安全弁は、最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に調整する。

4:正しい。ボイラーに安全弁が2個以上設けられている場合は、1個の安全弁を最高使用圧力以下で作動するように調整したとき、他の安全弁を最高使用圧力の3%増し以下で作動するように調整することができる。

5:正しい。安全弁の吹出し圧力が設定圧力よりも低い場合は、いったんボイラーの圧力を設定圧力の80%程度まで下げ、調整ボルトを締めて再度試験する。

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