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H23後期-問10

ボイラーの水位制御について、誤っているものは次のうちどれか。

1:水位制御は、負荷の変動に応じて給水量を調節するものである。

2:単要素式制御は、ドラム水位のみ検出し、水位の変化に応じて給水量を調節する方式で、負荷変動の激しいときは良好な制御ができない。

3:2要素式制御は、ドラム水位と蒸気流量を検出し、両者の信号を総合して操作部へ伝える方式である。

4:電極式水位検出器は、蒸気の凝縮によって検出筒内部の水の純度が低くなると、正常に作動しなくなる。

5:熱膨張管式水位調整装置は、金属管の温度の変化による伸縮を利用し、電力などの補助動力を必要としないので、自力式制御装置といわれている。

答:4

1:正しい。水位制御は、負荷の変動に応じて給水量を調節するものである。

2:正しい。単要素式制御は、ドラム水位のみ検出し、水位の変化に応じて給水量を調節する方式で、負荷変動の激しいときは良好な制御ができない。

3:正しい。2要素式制御は、ドラム水位と蒸気流量を検出し、両者の信号を総合して操作部へ伝える方式である。

4:誤り。電極式水位検出器は、検出筒内部の水の純度が高くなると水の導電性が低下し、検出器が正常に作動しなくなる。

5:正しい。熱膨張管式水位調整装置は、金属管の温度の変化による伸縮を利用し、電力などの補助動力を必要としないので、自力式制御装置といわれている。

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