熱及び蒸気について、誤っているものは次のうちどれか。
1:標準大気圧のときの水の飽和温度は100℃で、圧力が高くなるに従って飽和温度は高くなる。
2:水の蒸発熱は潜熱ともいい、圧力が高くなるに従って大きくなる。
3:標準大気圧のときの水の蒸発熱は、水の質量1kgあたり約2257kJである。
4:過熱蒸気の温度と、同じ圧力の飽和蒸気の温度との差を過熱度という。
5:1kgの湿り蒸気の中に、x kgの乾き飽和蒸気と(1- x )kgの水分が含まれている場合、x をその湿り蒸気の乾き度という。
答:2
1:正しい。標準大気圧のときの水の飽和温度は100℃で、圧力が高くなるに従って飽和温度は高くなる。
2:誤り。水の蒸発熱は潜熱ともいい、圧力が高くなるに従って小さくなる。
3:正しい。標準大気圧のときの水の蒸発熱は、水の質量1kgあたり約2257kJである。
4:正しい。過熱蒸気の温度と、同じ圧力の飽和蒸気の温度との差を過熱度という。
5:正しい。1kgの湿り蒸気の中に、x kgの乾き飽和蒸気と(1- x )kgの水分が含まれている場合、x をその湿り蒸気の乾き度という。