熱及び蒸気に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:標準大気圧のときの水の飽和温度は100℃で、圧力が高くなるに従って飽和温度は高くなる。
2:水が飽和温度に達し、沸騰を開始してから全部の水が蒸気になるまでは、水の温度は一定である。
3:飽和温度の水を飽和水、蒸発してできた蒸気を飽和蒸気という。
4:飽和蒸気の蒸発熱は、圧力が高くなるほど大きくなり、臨界圧力に達すると最大になる。
5:過熱蒸気の温度と同じ圧力の飽和蒸気の温度との差を過熱度という。
答:4
1:正しい。標準大気圧のときの水の飽和温度は100℃で、圧力が高くなるに従って飽和温度は高くなる。
2:正しい。水が飽和温度に達し、沸騰を開始してから全部の水が蒸気になるまでは、水の温度は一定である。
3:正しい。飽和温度の水を飽和水、蒸発してできた蒸気を飽和蒸気という。
4:誤り。飽和蒸気の蒸発熱は、圧力が高くなるほど小さくなり、臨界圧力に達すると0になる。
5:正しい。過熱蒸気の温度と同じ圧力の飽和蒸気の温度との差を過熱度という。