大気汚染物質の性状に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:ボイラーの煙突から排出される硫黄酸化物(SOx)は、SO2が主で、SO3は数%である。
2:燃料を燃焼室で燃焼した場合の窒素酸化物(NOx)は、主としてNOが発生し、煙突から排出されて大気中に拡散する間に、NO2になるものがある。
3:サーマルNOxは、燃焼に使用された空気中の窒素が高温条件下で酸素と反応して生成する。
4:フューエルNOxは、燃料中の窒素化合物から酸化して生ずる。
5:ダストは、燃料の燃焼により分解した炭素が遊離炭素として残存したものである。
答:5
1:正しい。ボイラーの煙突から排出される硫黄酸化物(SOx)は、SO2が主で、SO3は数%である。
2:正しい。燃料を燃焼室で燃焼した場合の窒素酸化物(NOx)は、主としてNOが発生し、煙突から排出されて大気中に拡散する間に、NO2になるものがある。
3:正しい。サーマルNOxは、燃焼に使用された空気中の窒素が高温条件下で酸素と反応して生成する。
4:正しい。フューエルNOxは、燃料中の窒素化合物から酸化して生ずる。
5:誤り。すすは、燃料の燃焼により分解した炭素が遊離炭素として残存したものである。