気体燃料の燃焼方式に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:拡散燃焼方式は、ガスと燃焼用空気を別々にバーナから燃焼室に供給する方式で、ボイラー用バーナのほとんどがこの方式を利用している。
2:予混合燃焼方式は、ガスと燃焼用空気を予め混合して燃焼させる方式で、安定な火炎を作りやすく、逆火の危険性がない。
3:予混合燃焼方式は、気体燃料の特有な燃焼方式で、ボイラー用バーナとしてはパイロットバーナに利用されることがある。
4:拡散燃焼方式は、火炎の広がり、長さ、温度分布などの火炎特性の調節が容易である。
5:拡散燃焼方式を利用した基本的バーナとして、空気流の中心にガスノズルがあり、先端からガスを放射状に噴射するセンタータイプバーナがある。
答:2
1:正しい。拡散燃焼方式は、ガスと燃焼用空気を別々にバーナから燃焼室に供給する方式で、ボイラー用バーナのほとんどがこの方式を利用している。
2:誤り。予混合燃焼方式は、ガスと燃焼用空気を予め混合して燃焼させる方式で、安定な火炎を作りやすいが、逆火の危険性がある。
3:正しい。予混合燃焼方式は、気体燃料の特有な燃焼方式で、ボイラー用バーナとしてはパイロットバーナに利用されることがある。
4:正しい。拡散燃焼方式は、火炎の広がり、長さ、温度分布などの火炎特性の調節が容易である。
5:正しい。拡散燃焼方式を利用した基本的バーナとして、空気流の中心にガスノズルがあり、先端からガスを放射状に噴射するセンタータイプバーナがある。