水に関する用語と単位に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:水は、水素原子2個と酸素原子1個からなりH2Oで表され、その分子量は18である。
2:常温(25℃)でpHが7未満は酸性、7は中性である。
3:酸消費量は、水中に含まれる水酸化物などのアルカリ分を示すものであり、炭酸カルシウム(CaCO3)に換算して試料1リットル中のmg数で表される。
4:アルカリ分をpH8.3まで中和するのに要する酸消費量(pH8.3)は、メチルレッド溶液で滴定される。
5:全硬度は、水中のカルシウムイオン及びマグネシウムイオンの量を、これに対応する炭酸カルシウムの量に換算して試料1リットル中のmg数で表す。
答:4
1:正しい。水は、水素原子2個と酸素原子1個からなりH2Oで表され、その分子量は18である。
2:正しい。常温(25℃)でpHが7未満は酸性、7は中性である。
3:正しい。酸消費量は、水中に含まれる水酸化物などのアルカリ分を示すものであり、炭酸カルシウム(CaCO3)に換算して試料1リットル中のmg数で表される。
4:誤り。アルカリ分をpH8.3まで中和するのに要する酸消費量(pH8.3)は、フェノールフタレイン溶液で滴定される。
5:正しい。全硬度は、水中のカルシウムイオン及びマグネシウムイオンの量を、これに対応する炭酸カルシウムの量に換算して試料1リットル中のmg数で表す。