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R4前期-問12

厚生労働省の「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針」において示されている化学物質等による健康障害に係るリスクを見積もる方法として、適切でないものは次のうちどれか。

1:発生可能性及び重篤度を相対的に尺度化し、それらを縦軸と横軸として、あらかじめ発生可能性及び重篤度に応じてリスクが割り付けられた表を使用する方法

2:取り扱う化学物質等の年間の取扱量及び作業時間を一定の尺度によりそれぞれ数値化し、それらを加算又は乗算等する方法

3:発生可能性及び重篤度を段階的に分岐していく方法

4:ILOの化学物質リスク簡易評価法(コントロール・バンディング)を用いる方法

5:対象の化学物質等への労働者のばく露の程度及び当該化学物質等による有害性を相対的に尺度化し、それらを縦軸と横軸とし、あらかじめばく露の程度及び有害性の程度に応じてリスクが割り付けられた表を使用する方法

答:2

1:正しい。発生可能性及び重篤度を相対的に尺度化し、それらを縦軸と横軸として、あらかじめ発生可能性及び重篤度に応じてリスクが割り付けられた表を使用する方法は、リスクを見積もる方法として示されている。

2:誤り。取り扱う化学物質等の年間の取扱量及び作業時間を一定の尺度とする方法は示されていない。

3:正しい。発生可能性及び重篤度を段階的に分岐していく方法は、リスクを見積もる方法として示されている。

4:正しい。ILOの化学物質リスク簡易評価法(コントロール・バンディング)を用いる方法は、リスクを見積もる方法として示されている。

5:正しい。対象の化学物質等への労働者のばく露の程度及び当該化学物質等による有害性を相対的に尺度化し、それらを縦軸と横軸とし、あらかじめばく露の程度及び有害性の程度に応じてリスクが割り付けられた表を使用する方法は、リスクを見積もる方法として示されている。

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