厚生労働省の「作業環境測定基準」及び「作業環境評価基準」に基づく作業環境測定及びその結果の評価に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1:A測定における測定点の高さの範囲は、床上100㎝以上150㎝以下である。
2:許容濃度は、有害物質に関する作業環境の状態を単位作業場所の作業環境測定結果から評価するための指標として設定されたものである。
3:A測定の第二評価値とは、単位作業場所における気中有害物質の算術平均濃度の推定値である。
4:A測定の第二評価値及びB測定の測定値がいずれも管理濃度に満たない単位作業場所は、第一管理区分になる。
5:A測定においては、得られた測定値の算術平均値及び算術標準偏差を、また、B測定においてはその測定値そのものを評価に用いる。
答:3
1:誤り。A測定における測定点の高さの範囲は、床上50㎝以上150㎝以下である。
2:誤り。管理濃度は、有害物質に関する作業環境の状態を単位作業場所の作業環境測定結果から評価するための指標として設定されたものである。
3:正しい。A測定の第二評価値とは、単位作業場所における気中有害物質の算術平均濃度の推定値である。
4:誤り。A測定の第一評価値及びB測定の測定値がいずれも管理濃度に満たない単位作業場所は、第一管理区分になる。
5:誤り。A測定においては、得られた測定値の幾何平均値及び幾何標準偏差を、また、B測定においてはその測定値そのものを評価に用いる。