有害業務とそれに常時従事する労働者に対して特別の項目について行う健康診断の項目の一部との組合せとして、法令上、正しいものは次のうちどれか。
1:有機溶剤業務-----尿中のデルタアミノレブリン酸の量の検査
2:放射線業務-----尿中の潜血の有無の検査
3:鉛業務-----尿中のマンデル酸の量の検査
4:石綿等を取り扱う業務-----尿中又は血液中の石綿の量の検査
5:潜水業務-----四肢の運動機能の検査
答:5
1:誤り。有機溶剤業務に従事する労働者には、尿中の蛋白の有無の検査などを行わなければならない。
2:誤り。放射線業務に従事する労働者には、白血球、赤血球、白内障、皮膚の検査などを行わなければならない。
3:誤り。鉛業務に従事する労働者には、尿中のデルタアミノレブリン酸の量の検査などを行わなければならない。
4:誤り。石綿等を取り扱う業務に従事する労働者には、胸部のエックス線直接撮影による検査などを行わなければならない。
5:正しい。潜水業務に従事する労働者には、四肢の運動機能の検査などを行わなければならない。