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R3前期-問35

神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。

2:体性神経は、運動及び感覚に関与し、自律神経は、呼吸、循環などに関与する。

3:大脳の皮質は、神経細胞の細胞体が集まっている灰白質で、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。

4:交感神経系と副交感神経系は、各種臓器において双方の神経線維が分布し、相反する作用を有している。

5:交感神経系は、身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加させたり、消化管の運動を高める。

答:5

1:正しい。神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。

2:正しい。体性神経は、運動及び感覚に関与し、自律神経は、呼吸、循環などに関与する。

3:正しい。大脳の皮質は、神経細胞の細胞体が集まっている灰白質で、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。

4:正しい。交感神経系と副交感神経系は、各種臓器において双方の神経線維が分布し、相反する作用を有している。

5:誤り。交感神経系は、身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加させたり、消化管の運動を抑制する。

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