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R2後期-問13

有機溶剤に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:有機溶剤は、呼吸器から吸収されやすいが、皮膚から吸収されるものもある。

2:メタノールによる障害として顕著なものは、網膜細動脈瘤を伴う脳血管障害である。

3:キシレンのばく露の生物学的モニタリングの指標としての尿中代謝物は、メチル馬尿酸である。

4:有機溶剤による皮膚又は粘膜の症状としては、皮膚の角化、結膜炎などがある。

5:低濃度の有機溶剤の繰り返しばく露では、頭痛、めまい、物忘れ、不眠などの不定愁訴がみられる。

答:2

1:正しい。有機溶剤は、呼吸器から吸収されやすいが、皮膚から吸収されるものもある。

2:誤り。メタノールによる障害として顕著なものは、視神経障害である。

3:正しい。キシレンのばく露の生物学的モニタリングの指標としての尿中代謝物は、メチル馬尿酸である。

4:正しい。有機溶剤による皮膚又は粘膜の症状としては、皮膚の角化、結膜炎などがある。

5:正しい。低濃度の有機溶剤の繰り返しばく露では、頭痛、めまい、物忘れ、不眠などの不定愁訴がみられる。

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