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R2後期-問10

次のAからDの業務について、労働基準法に基づく時間外労働に関する協定を締結し、これを所轄労働基準監督署長に届け出た場合においても、労働時間の延長が1日2時間を超えてはならないものの組合せは1~5のうちどれか。

A 病原体によって汚染された物を取り扱う業務

B 腰部に負担のかかる立ち作業の業務

C 多量の低温物体を取り扱う業務

D 鉛の粉じんを発散する場所における業務

1:A、B

2:A、C

3:B、C

4:B、D

5:C、D

答:5

A 誤り。病原体によって汚染された物を取り扱う業務については、労働基準法に基づく時間外労働に関する協定を締結し、これを所轄労働基準監督署長に届け出た場合、1日について2時間を超えて労働時間を延長することができる。

B 誤り。腰部に負担のかかる立ち作業の業務については、労働基準法に基づく時間外労働に関する協定を締結し、これを所轄労働基準監督署長に届け出た場合、1日について2時間を超えて労働時間を延長することができる。

C 正しい。多量の低温物体を取り扱う業務については、時間外労働に関する協定を締結し、これを所轄労働基準監督署長に届け出た場合でも、1日について2時間を超えて労働時間を延長することができない。

D 正しい。鉛の粉じんを発散する場所における業務については、時間外労働に関する協定を締結し、これを所轄労働基準監督署長に届け出た場合でも、1日について2時間を超えて労働時間を延長することができない。

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