局所排気装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1:ダクトの形状には円形、角形などがあり、その断面積を大きくするほど、ダクトの圧力損失が増大する。
2:フード開口部の周囲にフランジがあると、フランジがないときに比べ、気流の整流作用が増すので、大きな排風量が必要となる。
3:ドラフトチェンバ型フードは、発生源からの飛散速度を利用して捕捉するもので、外付け式フードに分類される。
4:建築ブース型フードは、作業面を除き周りが覆われているもので、外付け式フードに分類される。
5:ダクトは、曲がり部分をできるだけ少なくするように配管し、主ダクトと枝ダクトとの合流角度は45°を超えないようにする。
答:5
1:誤り。ダクトの形状には円形、角形などがあり、その断面積を大きくするほど、ダクトの圧力損失は減少する。
2:誤り。フード開口部の周囲にフランジがあると、フランジがないときに比べ、少ない排風量で所要の効果を上げることができる。
3:誤り。ドラフトチェンバ型フードは、作業面を除き周りが覆われているもので、囲い式フードに分類される。
4:誤り。建築ブース型フードは、作業面を除き周りが覆われているもので、囲い式フードに分類される。
5:正しい。ダクトは、曲がり部分をできるだけ少なくするように配管し、主ダクトと枝ダクトとの合流角度は45°を超えないようにする。