Home > 労働衛生(有害業務以外) > H30前期-問32

H30前期-問32

骨折及びその救急処置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:骨にひびの入った状態を不完全骨折といい、骨が完全に折れている状態を完全骨折という。

2:骨が1か所で折れている状態を単純骨折といい、骨が2か所以上で折れたり、砕けている部分のある状態を複雑骨折という。

3:骨折部の固定のため副子を手や足に当てるときは、手先や足先が副子の先端から出るようにする。

4:皮膚から突出している骨は、直ちに皮下に戻すようにする。

5:脊髄損傷が疑われる負傷者を搬送させる必要があるときは、硬い板の上に乗せてはならない。

答:1

1:正しい。骨にひびの入った状態を不完全骨折といい、骨が完全に折れている状態を完全骨折という。

2:誤り。単純骨折とは、皮膚の下で骨が折れており、皮膚にまで損傷が及んでいない状態のことをいい、複雑骨折(開放骨折)とは、皮膚の外に骨の折端が出ているものをいう。

3:誤り。骨折部の固定のため副子を手や足に当てるときは、その先端が手先や足先から少し出るようにする。

4:誤り。皮膚から突出している骨は、周囲の神経や血管を傷つけるおそれがあるため、そのままの状態で固定する。

5:誤り。脊髄損傷が疑われる傷病者を移動させる必要があるときには、体が動かないように硬い板などの上に固定する。

スポンサーリンク

Home > 労働衛生(有害業務以外) > H30前期-問32

Page Top

© 2011-2023 過去問.com