作業環境における騒音及びそれによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:騒音レベルの測定は、通常、騒音計の周波数補正回路のA特性で行い、その大きさはdB(A)で表示する。
2:騒音性難聴は、感音性の難聴で、耳鳴りを伴うことが多い。
3:騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与える。
4:騒音性難聴は、騒音により中耳の有毛細胞が変性することにより生じる。
5:等価騒音レベルは、時間的に変動する騒音レベルのエネルギー的な平均値を表す量で、変動する騒音に対する人間の生理・心理的反応とよく対応している。
答:4
1:正しい。騒音レベルの測定は、通常、騒音計の周波数補正回路のA特性で行い、その大きさはdB(A)で表示する。
2:正しい。騒音性難聴は、感音性の難聴で、耳鳴りを伴うことが多い。
3:正しい。騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与える。
4:誤り。騒音性難聴は、騒音により内耳の有毛細胞が障害を受けることにより生じる。
5:正しい。等価騒音レベルは、時間的に変動する騒音レベルのエネルギー的な平均値を表す量で、変動する騒音に対する人間の生理・心理的反応とよく対応している。