筋肉に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1:横紋筋は、骨に付着して身体の運動の原動力となる筋肉で意志によって動かすことができるが、平滑筋は、心筋などの内臓に存在する筋肉で意志によって動かすことができない。
2:筋肉の縮む速さが速ければ速いほど、仕事の効率は大きい。
3:荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変えずに外力に抵抗して筋力を発生させる等尺性収縮が生じている。
4:強い力を必要とする運動を続けていても、筋肉を構成する個々の筋線維の太さは変わらないが、その数が増えることによって筋肉が太くなり筋力が増強する。
5:筋肉は、収縮しようとする瞬間に最も大きい力を出す。
答:5
1:誤り。横紋筋は、骨に付着して身体の運動の原動力となる筋肉で意志によって動かすことができるが、平滑筋は、内臓に存在する筋肉で意志によって動かすことができない。心筋は横紋筋だが意志によって動かすことはできない。
2:誤り。筋肉の縮む速さが適当なときに、仕事の効率は最も大きい。
3:誤り。荷物を持ち上げたり、屈伸運動を行うときは、筋肉が長さを変える等張性収縮が生じている。
4:誤り。強い力を必要とする運動を続けていると、筋肉を構成する個々の筋線維が肥大することによって筋肉が太くなり筋力が増強する。
5:正しい。筋肉は、収縮しようとする瞬間に最も大きい力を出す。