衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
1:衛生委員会の議長は、衛生管理者である委員のうちから、事業者が指名しなければならない。
2:衛生委員会の議長を除く全委員は、事業場の労働組合又は労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
3:衛生委員会の委員として、事業場に専属でない産業医を指名することはできない。
4:衛生委員会における議事の概要は、委員会開催の都度、遅滞なく、所定の方法によって労働者に周知させなければならない。
5:衛生委員会は、毎月1回以上開催するようにし、重要な議事に係る記録を作成して、5年間保存しなければならない。
答:4
1:誤り。衛生委員会の議長は、原則として、総括安全衛生管理者又は総括安全衛生管理者以外の者で事業場においてその事業の実施を統括管理するもの若しくはこれに準ずる者のうちから事業者が指名した委員がなる。
2:誤り。衛生委員会の議長を除く委員の半数については、事業場の労働組合又は労働者の過半数を代表する者の推薦に基づき指名しなければならない。
3:誤り。衛生委員会の委員として、事業場に専属でない産業医を指名することができる。
4:正しい。衛生委員会における議事の概要は、委員会開催の都度、遅滞なく、所定の方法によって労働者に周知させなければならない。
5:誤り。衛生委員会は、毎月1回以上開催するようにし、重要な議事に係る記録を作成して、3年間保存しなければならない。