Home > 労働生理 > H29前期-問39

H29前期-問39

体温調節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:体温調節中枢は、小脳にあり、産熱と放熱とのバランスを維持し体温を一定に保つよう機能している。

2:体温調節のように、外部環境が変化しても身体内部の状態を一定に保つ生体の仕組みを同調性といい、筋肉と神経系により調整されている。

3:寒冷にさらされ体温が正常より低くなると、皮膚の血管が拡張して血流量を増し、皮膚温を上昇させる。

4:計算上、体重70kgの人の体表面から10gの汗が蒸発すると、体温が約1℃下がる。

5:発汗のほかに皮膚及び呼気から水分が失われる現象を不感蒸泄という。

答:5

1:誤り。体温調節中枢は、間脳の視床下部にあり、産熱と放熱とのバランスを維持し体温を一定に保つよう機能している。

2:誤り。体温調節のように、外部環境が変化しても身体内部の状態を一定に保つ生体の仕組みを生体恒常性(ホメオスタシス)という。

3:誤り。寒冷にさらされ体温が正常より低くなると、皮膚の血管が収縮して血流量を減らし、体温の低下を防ぐ。

4:誤り。計算上、体重70kgの人の体表面から100gの汗が蒸発すると、体温が約1℃下がる。

5:正しい。発汗のほかに皮膚及び呼気から水分が失われる現象を不感蒸泄という。

スポンサーリンク

Home > 労働生理 > H29前期-問39

Page Top

© 2011-2023 過去問.com