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H26前期-問24

労働時間の状況等が一定の要件に該当する労働者に対して、法令により実施することが義務付けられている医師による面接指導に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:面接指導の対象となる労働者の要件は、休憩時間を除き1週間当たり40時間を超えて労働させた場合におけるその超えた時間が1か月当たり120時間を超え、かつ、疲労の蓄積が認められることである。

2:事業者は、面接指導の対象となる要件に該当する労働者から申出があったときは、遅滞なく面接指導を行わなければならない。

3:面接指導を行う医師として事業者が指定することのできる医師は、当該事業場の産業医に限られる。

4:事業者は、面接指導の結果に基づき、労働者の健康を保持するため必要な措置について、面接指導実施日から3か月以内に、医師の意見を聴かなければならない。

5:事業者は、面接指導の結果に基づき、その記録を作成し、3年間保存しなければならない。

答:2

1:誤り。面接指導の対象となる労働者の要件は、休憩時間を除き1週間当たり40時間を超えて労働させた場合におけるその超えた時間が1か月当たり100時間を超え、かつ、疲労の蓄積が認められることである。
※法改正 「1か月当たり100時間を超え」から「1か月当たり80時間を超え」に引き下げられた。

2:正しい。事業者は、面接指導の対象となる要件に該当する労働者から申出があったときは、遅滞なく面接指導を行わなければならない。

3:誤り。面接指導を行う医師として事業者が指定することのできる医師は、当該事業場の産業医に限られない。

4:誤り。事業者は、面接指導の結果に基づき、労働者の健康を保持するために必要な措置について、面接指導実施後遅滞なく、医師の意見を聴かなければならない。

5:誤り。事業者は、面接指導の結果に基づき、その記録を作成し、5年間保存しなければならない。

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