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H25後期-問11

労働衛生対策を進めていくに当たっては、作業管理、作業環境管理及び健康管理が必要であるが、次のAからEまでの対策例について、作業管理に該当するものの組合せは1~5のうちどれか。

A VDT作業における作業姿勢は、椅子に深く腰をかけて背もたれに背を十分あて、履き物の足裏全体が床に接した姿勢を基本とする。

B 有機溶剤業務を行う作業場所に設置した局所排気装置のフード付近の気流の風速を測定する。

C 放射線業務に従事する者の被ばく線量を蛍光ガラス線量計等の個人被ばく線量測定器により測定する。

D すい道建設工事の掘削作業において、土石又は岩石を湿潤な状態に保つための設備を設ける。

E 介護作業等腰部に著しい負担のかかる作業に従事する労働者に対し、腰痛予防体操を実施する。

1:A、B

2:A、C

3:B、C

4:C、D

5:D、E

答:2

A 正しい。VDT作業における作業姿勢を、椅子に深く腰をかけて背もたれに背を十分あて、履き物の足裏全体が床に接した姿勢を基本とすることは、作業管理に該当する。

B 誤り。有機溶剤業務を行う作業場所に設置した局所排気装置のフード付近の気流の風速を測定することは、作業環境管理に該当する。

C 正しい。放射線業務に従事する者の被ばく線量を蛍光ガラス線量計等の個人被ばく線量測定器により測定することは、作業管理に該当する。

D 誤り。すい道建設工事の掘削作業において、土石又は岩石を湿潤な状態に保つための設備を設けることは、作業環境管理に該当する。

E 誤り。介護作業等腰部に著しい負担のかかる作業に従事する労働者に対し、腰痛予防体操を実施することは、健康管理に該当する。

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