労働衛生対策を進めていくに当たっては、作業管理、作業環境管理及び健康管理が必要であるが、次のAからEまでの対策例について、作業管理に該当するものの組合せは1~5のうちどれか。
A 水深10m以上の場所における潜水業務において、水深、潜水時間及びその日の潜水回数に応じた浮上方法を遵守する。
B 有機溶剤業務を行う作業場所に設置した局所排気装置のフード付近の気流の風速を測定する。
C 放射線業務において、管理区域を設定し、必要のある者以外の者を立ち入らせない。
D ずい道建設工事の掘削作業において、土石又は岩石を湿潤な状態に保つための設備を設ける。
E 鉛健康診断の結果、鉛業務に従事することが健康の保持のために適当でないと医師が認めた者を配置転換する。
1:A、B
2:A、C
3:B、C
4:C、D
5:D、E
答:2
A 正しい。水深10m以上の場所における潜水業務において、水深、潜水時間及びその日の潜水回数に応じた浮上方法を遵守することは、作業管理に該当する。
B 誤り。有機溶剤業務を行う作業場所に設置した局所排気装置のフード付近の気流の風速を測定することは、作業環境管理に該当する。
C 正しい。放射線業務において、管理区域を設定し、必要のある者以外の者を立ち入らせないことは、作業管理に該当する。
D 誤り。ずい道建設工事の掘削作業において、土石又は岩石を湿潤な状態に保つための設備を設けることは、作業環境管理に該当する。
E 誤り。鉛健康診断の結果、鉛業務に従事することが健康の保持のために適当でないと医師が認めた者を配置転換することは、健康管理に該当する。