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H24前期-問19

労働衛生保護具に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:保護めがねは、紫外線などの有害光線による眼の障害を防ぐ目的で使用するもので、飛散粒子や薬品の飛沫などによる障害を防ぐ目的で使用するものではない。

2:防音保護具は、作業の性質や騒音の特性に応じて耳覆い(イヤーマフ)又は耳栓のどちらかを選んで使用し、両者の併用は避けなければならない。

3:防じんマスクは作業に適したものを選択し、高濃度の粉じんのばく露のおそれがあるときは、できるだけ粉じんの捕集効率が高く、かつ、排気弁の動的漏れ率が低いものを選ぶ。

4:複数の種類の有毒ガスが混在している場合には、そのうち最も毒性の強いガス用の防毒マスクを使用する。

5:有毒ガスの濃度が高い場合には、電動ファン付き呼吸用保護具を使用する。

答:3

1:誤り。保護めがねは、飛散粒子、薬品の飛沫等による障害を防ぐ目的で使用するもので、赤外線などの有害光線による眼の障害を防ぐものではない。

2:誤り。防音保護具は、作業の性質や騒音の特性に応じて耳覆い(イヤーマフ)又は耳栓を選んで使用するが、耳栓だけでは十分な遮音性能が得られない場合には、耳覆い(イヤーマフ)を併用するとよい。

3:正しい。防じんマスクは作業に適したものを選択し、高濃度の粉じんのばく露のおそれがあるときは、できるだけ粉じんの捕集効率が高く、かつ、排気弁の動的漏れ率が低いものを選ぶ。

4:誤り。防毒マスクの吸収缶は特定のガス以外には効果がないため、複数の種類の有毒ガスが混在している場合には、防毒マスクを使用してはならない。

5:誤り。有毒ガスの濃度が高い場合には、送気マスクか自給式呼吸器を使用する。

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