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H23後期-問39

神経系に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:神経細胞の細胞体、軸索、樹状突起を合わせたものは、神経系を構成する基本的な単位で、神経節とよばれる。

2:大脳の皮質は、神経細胞の細胞体が集まっている灰白質で、感覚、思考等の作用を支配する中枢として機能する。

3:脊髄は、運動系と知覚系の神経の伝導路であり、その中心部は白質、外側は灰白質である。

4:末梢神経のうち自律神経は、随意筋に分布し、生命維持に必要な諸活動を反射的に調節する。

5:自律神経の中枢は、小脳にあり、交感神経と副交感神経の働きを調整する。

答:2

1:誤り。神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索、複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。

2:正しい。大脳の皮質は、神経細胞の細胞体が集まっている灰白質で、感覚、思考等の作用を支配する中枢として機能する。

3:誤り。脊髄は、運動系と知覚系の神経の伝導路であり、その中心部は灰白質、外側は白質である。

4:誤り。末梢神経のうち自律神経は、不随意筋に分布し、生命維持に必要な諸活動を反射的に調節する。

5:誤り。自律神経の中枢は、間脳にあり、交感神経と副交感神経の働きを調整する。

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