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H23後期-問17

作業環境における騒音及びそれによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:騒音レベルの測定は、通常、騒音計の周波数補正回路のA特性で行い、その大きさはdB(A)で表示する。

2:騒音性難聴は、音を神経に伝達する内耳の聴覚器官の有毛細胞の変性と脱落によって起こる。

3:騒音性難聴は、感音性の難聴で、耳鳴りを伴うことが多い。

4:騒音性難聴の初期に認められる特徴的な聴力低下の型をC5ディップという。

5:等価騒音レベルは、中心周波数500Hz、1000Hz、2000Hz及び4000Hzの各オクターブバンドの騒音レベルの平均値で、変動する騒音に対する人間の生理・心理的反応とよく対応する。

答:5

1:正しい。騒音レベルの測定は、通常、騒音計の周波数補正回路のA特性で行い、その大きさはdB(A)で表示する。

2:正しい。騒音性難聴は、音を神経に伝達する内耳の聴覚器官の有毛細胞の変性と脱落によって起こる。

3:正しい。騒音性難聴は、感音性の難聴で、耳鳴りを伴うことが多い。

4:正しい。騒音性難聴の初期に認められる特徴的な聴力低下の型をC5ディップという。

5:誤り。等価騒音レベルは、ある時間範囲について、変動する騒音の騒音レベルをエネルギー的な平均値として表した量で、変動する騒音に対する人間の生理・心理的反応とよく対応する。

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