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H23後期-問15

作業環境における有害因子等による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:潜水業務における減圧症は、浮上による減圧に伴い、血液や組織中に溶け込んでいた窒素の気泡化が関与して発生し、皮膚のかゆみ、関節痛、胸痛などの症状がみられる。

2:金属熱は、金属の溶融作業において、高温環境により体温調節中枢が麻痺することにより発生し、長期間にわたる発熱、関節痛などの症状がみられる。

3:低体温症は、全身が冷やされて体内温度が25℃以下にまで低下したとき発生し、意識消失、筋の硬直などの症状がみられる。

4:凍瘡は、0℃以下の寒冷にばく露することによって発生し、皮膚組織の凍結壊死を伴うしもやけの症状がみられる。

5:レイノー現象は、振動障害に特有の末梢神経障害で、夏期に発生しやすい。

答:1

1:正しい。潜水業務における減圧症は、浮上による減圧に伴い、血液や組織中に溶け込んでいた窒素の気泡化が関与して発生し、皮膚のかゆみ、関節痛、胸痛などの症状がみられる。

2:誤り。金属熱は、ヒューム(金属の蒸気)の吸入により、だるさ、関節痛、悪寒、呼吸困難、嘔吐、発熱、頭痛などの症状が現れるものである。通常は、数時間後に回復する。

3:誤り。全身が冷やされて体内温度が35℃程度より低くなると、意識消失、筋の硬直などの症状を示す低体温症が起こることがある。

4:誤り。凍瘡とはしもやけのことで、皮膚組織の凍結壊死を伴う凍傷とは異なり、日常生活内での軽度の寒冷でも発生する。

5:誤り。振動障害の特徴的な症状の一つであるレイノー現象(白指発作)は、冬期に発生しやすい。

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