Home > 労働生理 > H23前期-問35

H23前期-問35

呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:呼吸運動は、主として呼吸筋(肋間筋)と横隔膜の協調運動によって胸郭内容積を周期的に増減し、それに伴って肺を伸縮させることにより行われる。

2:胸郭内容積が増し、内圧が低くなるにつれ、鼻腔や気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。

3:肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で、酸素と二酸化炭素のガス交換を行う呼吸を肺呼吸又は外呼吸という。

4:呼吸に関与する筋肉は、延髄にある呼吸中枢によって支配されている。

5:呼吸中枢がその興奮性を維持するためには、常に一定量以上の窒素が血液中に含まれていることが必要である。

答:5

1:正しい。呼吸運動は、主として呼吸筋(肋間筋)と横隔膜の協調運動によって胸郭内容積を周期的に増減し、それに伴って肺を伸縮させることにより行われる。

2:正しい。胸郭内容積が増し、内圧が低くなるにつれ、鼻腔や気管などの気道を経て肺内へ流れ込む空気が吸気である。

3:正しい。肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で、酸素と二酸化炭素のガス交換を行う呼吸を肺呼吸又は外呼吸という。

4:正しい。呼吸に関与する筋肉は、延髄にある呼吸中枢によって支配されている。

5:誤り。呼吸中枢がその興奮性を維持するためには、常に一定量以上の二酸化炭素が血液中に含まれていることが必要である。

スポンサーリンク

Home > 労働生理 > H23前期-問35

Page Top

© 2011-2023 過去問.com