酸素欠乏症等防止規則に基づく措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:酸素欠乏危険作業に係る業務に労働者を就かせるときは、所定の事項について特別の教育を行わなければならない。
2:第一種酸素欠乏危険作業を行うときは、その日の作業を開始する前に、その作業場における空気中の酸素濃度を測定しなければならない。
3:第二種酸素欠乏危険作業に労働者を従事させる場合は、当該作業を行う場所の空気中の酸素の濃度を18%以上、かつ、硫化水素の濃度を100万分の50以下に保つように換気しなければならない。
4:酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行うときは、純酸素を使用してはならない。
5:爆発や酸化を防止するため、酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行えない場合は、同時に就業する労働者の数以上の空気呼吸器、酸素呼吸器又は送気マスクを備え、労働者に使用させなければならない。
答:3
1:正しい。酸素欠乏危険作業に係る業務に労働者を就かせるときは、所定の事項について特別の教育を行わなければならない。
2:正しい。第一種酸素欠乏危険作業を行うときは、その日の作業を開始する前に、その作業場における空気中の酸素濃度を測定しなければならない。
3:誤り。第二種酸素欠乏危険作業に労働者を従事させる場合は、当該作業を行う場所の空気中の酸素の濃度を18%以上、かつ、硫化水素の濃度を100万分の10以下に保つように換気しなければならない。
4:正しい。酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行うときは、純酸素を使用してはならない。
5:正しい。爆発や酸化を防止するため、酸素欠乏危険作業を行う場所の換気を行えない場合は、同時に就業する労働者の数以上の空気呼吸器、酸素呼吸器又は送気マスクを備え、労働者に使用させなければならない。