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H21前期-問15

一酸化炭素中毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:一酸化炭素は、物が完全燃焼したとき必ず発生するが、無臭、無色の気体であるため、吸入しても気がつかないことが多い。

2:一酸化炭素中毒は、一酸化炭素が血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンと強く結合し、その酸素運搬能力を低下させ、体内の各組織に酸素欠乏状態を引き起こすことにより発生する。

3:喫煙者の血液中のヘモグロビンは、非喫煙者と比べて一酸化炭素と結合しているものの割合が高い。

4:一酸化炭素中毒では、息切れ、頭痛から始まり、虚脱や意識混濁がみられる。

5:一酸化炭素中毒の後遺症として、物忘れなどの精神・神経症状や植物人間状態がみられることがある。

答:1

1:誤り。一酸化炭素は、物が不完全燃焼したときに発生するが、無臭、無色の気体であるため、吸入しても気がつかないことが多い。

2:正しい。一酸化炭素中毒は、一酸化炭素が血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンと強く結合し、その酸素運搬能力を低下させ、体内の各組織に酸素欠乏状態を引き起こすことにより発生する。

3:正しい。喫煙者の血液中のヘモグロビンは、非喫煙者と比べて一酸化炭素と結合しているものの割合が高い。

4:正しい。一酸化炭素中毒では、息切れ、頭痛から始まり、虚脱や意識混濁がみられる。

5:正しい。一酸化炭素中毒の後遺症として、物忘れなどの精神・神経症状や植物人間状態がみられることがある。

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