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H20前期-問15

作業環境測定及びその結果の評価に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:A測定は、単位作業場所における有害物質の気中濃度の平均的な分布を知るために行う測定である。

2:B測定は、単位作業場所中の有害物質の発散源に近接する場所で作業が行われる場合、有害物質の気中濃度の最高濃度を知るために行う測定である。

3:管理濃度は、有害物質に関する作業環境の状態を管理するために、個々の労働者のばく露限界として設定されたものである。

4:作業環境測定によって作業環境の状態を把握するためには、有害物質の気中濃度の平均値だけでなく、変動の大きさも考慮する必要がある。

5:B測定の測定値が管理濃度の1.5倍を超えている場合は、第三管理区分となる。

答:3

1:正しい。A測定は、単位作業場所における有害物質の気中濃度の平均的な分布を知るために行う測定である。

2:正しい。B測定は、単位作業場所中の有害物質の発散源に近接する場所で作業が行われる場合、有害物質の気中濃度の最高濃度を知るために行う測定である。

3:誤り。管理濃度は、有害物質に係る作業環境の状態を、当該単位作業場所の作業環境測定結果から評価するための指標として設定されたものである。

4:正しい。作業環境測定によって作業環境の状態を把握するためには、有害物質の気中濃度の平均値だけでなく、変動の大きさも考慮する必要がある。

5:正しい。B測定の測定値が管理濃度の1.5倍を超えている場合は、第三管理区分となる。

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