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H19後期-問23

常時50人以上の労働者を使用する事業場において、長時間の時間外労働等を行った労働者に対して法令により実施することが義務付けられている医師による面接指導に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:面接指導とは、問診その他の方法により労働者の心身の状況を把握し、これに応じて面接により必要な指導を行うことをいう。

2:面接指導の対象となる労働者は、深夜業に1月当たり3回以上従事し、かつ、1週40時間を超えて労働した時間数が1月当たり120時間を超える者である。

3:医師は、対象となる労働者の面接指導を行うに当たり、勤務の状況、疲労の蓄積の状況その他心身の状況について確認を行う。

4:労働者は、事業者の指定した医師による面接指導を希望しない場合は、他の医師の行う面接指導を受け、その結果を証明する書面を事業者に提出することができる。

5:面接指導の結果に基づき、その記録を作成し、5年間保存しなければならない。

答:2

1:正しい。面接指導とは、問診その他の方法により労働者の心身の状況を把握し、これに応じて面接により必要な指導を行うことをいう。

2:誤り。面接指導の対象となる労働者は、1週40時間を超えて労働した時間数が1月当たり100時間を超え、かつ、疲労の蓄積が認められる者である。
※法改正 「1月当たり100時間を超え」から「1月当たり80時間を超え」に引き下げられた。

3:正しい。医師は、対象となる労働者の面接指導を行うに当たり、勤務の状況、疲労の蓄積の状況その他心身の状況について確認を行う。

4:正しい。労働者は、事業者の指定した医師による面接指導を希望しない場合は、他の医師の行う面接指導を受け、その結果を証明する書面を事業者に提出することができる。

5:正しい。面接指導の結果に基づき、その記録を作成し、5年間保存しなければならない。

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