労働安全衛生規則に規定されている健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:雇入時の健康診断及び定期の健康診断の項目には、既往歴及び業務歴の調査が含まれる。
2:雇入時の健康診断では、医師が必要でないと認めるときは、身長、体重、心電図等の一定の検査項目については検査を省略することができる。
3:深夜業を含む業務に常時従事する労働者に対しては、6月以内ごとに1回、定期に、健康診断を行わなければならない。
4:雇入時の健康診断の結果に基づき、その項目に異常の所見があると診断された労働者について、事業者が行う医師からの意見聴取は、健康診断実施日から3月以内に行わなければならない。
5:事業者は、健康診断の結果に基づき作成した健康診断個人票を5年間保存しなければならない。
答:2
1:正しい。雇入時の健康診断及び定期の健康診断の項目には、既往歴及び業務歴の調査が含まれる。
2:誤り。雇入時の健康診断では、省略できる項目はない。
3:正しい。深夜業を含む業務に常時従事する労働者に対しては、6月以内ごとに1回、定期に、健康診断を行わなければならない。
4:正しい。雇入時の健康診断の結果に基づき、その項目に異常の所見があると診断された労働者について、事業者が行う医師からの意見聴取は、健康診断実施日から3月以内に行わなければならない。
5:正しい。事業者は、健康診断の結果に基づき作成した健康診断個人票を5年間保存しなければならない。