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H18後期-問36

呼吸に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:呼吸運動は、主として呼吸筋(肋間筋)と横隔膜の協調運動によって胸郭内容積を周期的に増減し、それに伴って肺を伸縮させることにより行われる。

2:胸郭内容積が増すと、その内圧が高くなるため、肺はその弾性により収縮する。

3:呼吸中枢は延髄にあり、ここからの刺激によって呼吸に関与する筋肉は支配されている。

4:呼吸中枢がその興奮性を維持するためには、常に一定量以上の二酸化炭素が血液中に含まれていることが必要である。

5:肺活量が多い人は、肺でのガス交換面積が広く、一般に激しい肉体労働をするのに有利である。

答:2

1:正しい。呼吸運動は、主として呼吸筋(肋間筋)と横隔膜の協調運動によって胸郭内容積を周期的に増減し、それに伴って肺を伸縮させることにより行われる。

2:誤り。胸郭内容積が減ると、その内圧が高くなるため、肺はその弾性により収縮する。

3:正しい。呼吸中枢は延髄にあり、ここからの刺激によって呼吸に関与する筋肉は支配されている。

4:正しい。呼吸中枢がその興奮性を維持するためには、常に一定量以上の二酸化炭素が血液中に含まれていることが必要である。

5:正しい。肺活量が多い人は、肺でのガス交換面積が広く、一般に激しい肉体労働をするのに有利である。

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